当たり前のことを当たり前にこなすということ。

あざと生きて25年、精神障害と生きて10年になる。これまでの短い人生をふと振り返ってみると、問題や困難に直面しても自分という存在を大切にしてこなかったように思う。また、それらに対峙する言葉を持っておらず、ただモヤモヤしてうまく言語化できずにい…

エッセイ再始動。

今日からエッセイ(みたいなもの?)をぼちぼち書き綴ります。 とにかく書くという営みは無駄にはならないと思うので、ひたすら思うがままに書き散らします。 継続して習慣化できればいいのですが。。 気長に見守ってください。 コメントはどなたでもウェル…

縮まらない距離、放した手

彼女と付き合いだした。うきうきとワクワクで、僕はこれから始まろうとしている恋人生活に胸を膨らませていた。でも、そう易々とうまくはいかなかった。彼女はいわゆるヤンキーや不良と呼ばれる人で、いつもその取り巻きの渦中にいるような子だった。それは…

劣等感と告白(仮)

僕が中学一年生のころ、ちょうどORANGE RANGEというバンドの『花』や『以心伝心』という曲が流行っていたころのお話。流行というもの意識しだして、髪型や服装など自分や周囲の容姿に敏感になる、そんなお年頃だ。いわゆるヤンキーや不良と呼ばれるような人…

若松英輔『本を読めなくなった人のための読書論』を読み終えて。

一言で感想を述べるならば、「本を読むとはどういうことか」ということを触発されるような内容の本だった。様々な視点から「本を読むとはどういうことか」が筆者のエピソードを交えながら語られている。またその語りを通じて本を読めなくなった人を勇気づけ…